なぜアメリカに投資するのか?
現在、多くの日本人投資家がアメリカの企業に対して投資をしています。日本にも優秀な株式トレードシステムは存在するのに、何故対象がアメリカの企業なのでしょうか。
大きな理由として過去の平均株価の推移が挙げられます。ニューヨークダウ平均株価の推移を見てみましょう。下落が見られるのはワールドコムが経営破綻した2002年とリーマンショックが発生して世界中に大打撃を与えた2008年くらいのもので全体で見ると株価は上昇しています。現在中国経済の景気低迷や原油価格低下によるシェールガス売れ行き不調が起こっています。しかし、これらが解消された時にまた株価が上がる可能性が大きいということです。
それに対して日本の株式市場はどうでしょうか。1991年のバブル崩壊以降は激しく上下しており、特に目立った方向性も見られません。また、リーマンショックが解消しかけた時に東日本大震災不況が発生するなど踏んだり蹴ったりです。先述の「激しく上下」という特徴からもわかるように、慎重に投資を行わないと大損をしかねない状況であるといえるでしょう。
以上の事から、日本の企業に投資を行うよりアメリカの企業に対して投資を行う方が有利であるといえます。
アメリカの現在の経済状況
アメリカの現在の経済状況は、個人消費も堅調なので比較的良好です。またアメリカ国内では自動車の販売台数も増えており、各種製造業の雇用者数も増えています。
アメリカの金利のまめ知識
アメリカの金利が上がると日本への影響ですが、まめ知識としてアメリカの現状を知る事がポイントになります。アメリカはサブプライムローン問題から一気に景気が悪化、金融緩和によって金利を下げましたが、経済が回復すると利上げをしていきます。
アメリカの金融緩和と日本
アメリカの金融緩和によって、日本の金利との差が縮小するので、円高になる可能性が高まります。また円高によって日本の景気に影響を与えるために、日本も金融緩和を行います。